ハンドメイドマーケット「minne」のSEO考察【SEO事例】

最終更新日:2019/04/30

こんにちは。KOSです。フリーランスとしてSEOコンサルをしています。

本記事では、minneというハンドメイドのマーケットプレイスのSEOについて、解説していきます。

minne

この記事を書いた人:KOS

SEOトレンドラボを運営している人です。

とある東証一部上場企業にて5年ほどSEO周りの仕事を一通り経験した後、SEOコンサルとして独立しました。独立後は「売上数兆円規模の外資系メーカー日本法人」「東証一部上場通販サイト」「累積調達額10億円規模のスタートアップ」等のSEO支援を行っています。これまで関わってきたサイトの数は100以上。

2019年に入り、通常のSEOコンサルに加え、安価で利用できるSEOコンサルも始めました。
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minneってどんなサービス?

ハンドメイドの作家さんが商品を販売する場

minneとは、ハンドメイド(手作り)のアクセサリーや衣類などを販売している方から商品を買えるショッピングモールです。 最近では、テレビCMも積極的に打っているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

運営会社はロリポップというレンタルサーバー事業や、カラーミーショップというネットショップASP事業を手掛けているGMOペパボ株式会社です。

マーケットプレイスは集客力がものを言う

マーケットプレイスとは、商品やサービスを「販売したい人」と「購入したい人」が集まる場所で、アマゾンや楽天、Yahooオークションなどが該当します。そしてminneもマーケットプレイスの一つです。

マーケットプレイスをプラットフォームという場として機能させるには、「集客力」をいかに維持できるかが重要です。

集客力さえあれば、商品を提供する側は自然と現れますが、反対に集客力がないとうまく機能しません。

この「集客力」を構成するチャネルとして、

  • SEO
  • リスティング広告
  • アフィリエイト広告
  • テレビCM
  • 口コミ
  • ポスティング

など様々ありますが、SEOで優位に立つことができれば、競合プレイヤーよりも多くの広告費を投下することができるため、結果的にビジネス上での優位性を確保することができます。

実際マーケットプレイスとして成功していると言われているアマゾンや楽天はSEOが圧倒的に強いですよね。

SEOのチェックポイント

まず前提として、SEOは3つの要素に分解することができます。

  • 集客するキーワードを増やす
  • キーワードで検索された際の順位を上げる
  • 検索結果に表示された際のクリック率を上げる

割と世の中で言われるSEOは上記2の「キーワードで検索された際の順位を上げる」という部分にフォーカスされすぎている感がありますが、他の2つについても同じくらい重要な要素となります。

SEOについて伸びしろを考える時はこの切り口に基づいて考えるようにするといいでしょう。

今回はSEOの観点で、いいと思った部分と、改善の余地がありそうな部分をそれぞれ2点ずつ挙げてみました。

マーケットプレイスはリンクを獲得しやすい

外部ドメインからリンクを獲得することは、「キーワードで検索された際の順位を上げる」上で非常に重要な要素の一つです。

少しSEOをかじった人が、「もう外部リンクの時代は終わった」と言うケースがありますが、まだまだ外部リンクは順位を決める上で重要視されていますので、ぜひ押さえておきたいところです。

さて、minneのようなマーケットプレイスモデルは、そうでないモデルと比べると、自然なリンクを獲得しやすい構造になっています。

こちらをご覧ください。

ページの様々なところに、minneで持っている自分の作家プロフィールページへのリンクや販売している商品ページへのリンクが張られていることがわかると思います。

マーケットプレイスに出品している人が、「自分は○○をminneで出品しています」というブランディングだったり、ブログしか持っていない人が「この商品に興味あればminneで購入してください」という決済を目的としてリンクを張るケースがあるのです。

ちなみにこれはtoC向けのマーケットプレイスだけでなく、toB向けのマーケットプレイスでも同様です。

以上を踏まえて、マーケットプレイスのサービスを提供している側としては、出品者に対し自身のブログなどにリンクを張るメリットを改めて啓蒙してあげるとよいでしょう。

サイトのリンク構造が綺麗にまとまっている

minneの内部リンクの構造はとてもわかりやすいところに、きちんと整理された状態で表示されています。まず、商品一覧ページにある左サイドバー(グロナビ)をご覧ください。

「アクセサリー」「ファッション」「ベビー・キッズ」といった親カテゴリーと、それに紐づく「バッグ」「ピアス」「ワンピース」といった子カテゴリーが各階層ごとにきちんと整理されています。

nanapiというサイトは、このグロナビの見せ方が非常に洗練されていて、目につきやすいところに親階層もしくは子階層へのリンクが表示されており、ワンクリックで遷移することが可能になっています。

minneも同じようにわかりやすい見せ方になっていると言えます。

次に、商品詳細ページのぱんくずリストを見てみましょう。

minneホーム > おもちゃ > ミニチュア > ドールハウス☆ミニチュア☆楕円ダイニングテーブル3点セット

ぱんくずリストは検索エンジンに対し、「うちのサイトは多くのコンテンツを掲載しているものの、ちゃんと情報を整理しているよ」と伝える役割を担っています。

そのため、「TOP > 親カテゴリ― > 子カテゴリー > 商品詳細ページ」という構成になっているのはプラスの評価につながっている思われます。

ユーザーにとって価値のなさそうなページがインデックスされている

下記のページを見てみてください。

これらのページは記事を書いている2015年7月20日現在は、「条件に一致する作品が見つかりませんでした。別の方法で再度検索してください。」と表示されています。

要はアイテムが一点も存在しないページです。

こういったユーザーにとって価値を生まないようなページをそのままインデックスさせたままにしてしまうと、検索エンジンには悪影響を及ぼすことがあります。

minneではあくまで推計ですが、こういったページが3万以上あるようです。

対策として、そもそもこういったユーザーにとって価値のないようなページが生成されないようにするのが一番有効ですが、もし難しいようであればページ内からの導線をカットした上で該当ページにnoindexしてあげるのがいいでしょう。

tagページに改善の余地がありそう

h1にキーワードがない

オーロラ アクセサリーのハンドメイド作品一覧ページは「アクセサリー」のページに「オーロラ」というタグをつけたようなコンテンツになっていますが、h1要素には「オーロラ」というキーワードが含まれていません。

タイトルには含まれているのですから、h1にもきちんとキーワードを入れてあげて、ユーザーにも検索エンジンにも「オーロラのハンドメイドアクセサリーのページだよ」と示してあげたほうがよりベターだと言えるでしょう。

tagページのクロール導線がない

tagページをクロールさせる導線を見つけることができなかったのですが、tagに紐づいている商品詳細ページからリンクを張ってあげることで、tagページのクローラビリティが向上し、結果的に順位がもう少し上がってくると思います。

おわりに

マーケットプレイスは「販売したい人」と「購入したい人」双方にとって継続的に支持される必要があることから、ユーザビリティはとても重要だと言えます。今回はSEO観点でサイトを分析しましたが、minneを見ていて、ユーザビリティが非常に行き届いたサイトだなという印象を受けました。

格安でSEOコンサルを始めた理由について

これまで私は大手企業向けにSEOコンサルをしてきましたが、多くの大手企業以外の企業様から相談を受けたことをきっかけに「本当に必要なプロセスのみを残し、不要な部分を極力カットすることでもっと安くSEOコンサルのサービスを提供できないか?」を考えた上で、生まれたのが格安SEOコンサルです。

格安SEOコンサルでは、SEOコンサル会社に依頼すると月20~40万円かかるところを、月5万円で提供しています。大手SEOコンサルだと高額なので契約できないとお考えの企業様を対象としたサービスとなります。

また私一人で運営するサービスなので、コンサルタントによる質のバラツキも一切ありません

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